法人向け「RIZAPウェルネスプログラム」により社員のストレス対処能力が向上 ~第74回 日本体力医学会大会にて筑波大との共同研究結果発表~

RIZAP株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:瀬戸 健、以下「RIZAP」)は、2019年9月19日(木)~21日(土)につくば国際会議場にて開催された「第74回 日本体力医学会大会」に参加し、2018年11月から開始した筑波大学 水上研究室との共同研究「企業向け健康増進プログラムによる心理的変化の検討」について発表しました。本研究を通じて、自己効力感、主観的健康感、処理可能感、把握可能感、BMIに有意差があり、「RIZAPウェルネスプログラム」が、BMIの改善だけでなく、ストレス対処能力やメンタル面においても有効という結果が得られたことをご報告いたします。

共同研究の背景

RIZAPは2017年4月に筑波大学 水上研究室と共同で、RIZAPのマンツーマンプログラムについて「トレーニングプログラム参加者の心理的変化」に関する研究を行い、短期間でのダイエットやボディメイクによって、見た目の変化だけでなく、精神健康やうつ状態などの心理面に対しても有効性が示唆される結果を得ました。そこで昨今RIZAPが法人向けに展開している1:N(多数)のRIZAPウェルネスプログラムにおいても、同様の結果が得られるかどうかを検証するべく、この度の共同研究に至りました。

RIZAPウェルネスプログラムの様子

RIZAPウェルネスプログラムの様子

研究概要

・対象;298名(男性195名, 女性103名)
・内容;3ヶ月間、最大25名、5名1チームを形成し、運動と食事管理を中心とするRIZAPウェルネスプログラムを実施
・検証方法;プログラム開始前後におけるアンケートを比較

結果

プログラムの前後で参加者のBMIが最適化されたことに加えて、自分の可能性を認知する「自己効力感」、自らの健康状態を評価する「主観的健康感」、ストレスに遭遇した際に”なんとかなる”と前向きに対処できる「処理可能感」、現在の自分の状況を理解し冷静に捉える「把握可能感」を支持する結果が得られました。これにより、RIZAPウェルネスプログラムにおけるトレーナー出張型集団プログラムのメンタルヘルスに対する有効性が示唆されました。

[研究者紹介]

氏名:水上 勝義 (みずかみ かつよし Mizukami, Katsuyoshi )
現所属:筑波大学大学院人間総合科学研究科
現役職:教授

[研究の背景]

職場での運動はメンタルヘルスに効果があることが報告されています。(Pedersen, et al. 2018) また、食事管理も、心理面に変化もみられることも報告されています。(Lasikiewicz, et al. 2014) しかし職場で集団に実施するプログラムにおいて心理面の効果について結果は一致しておりません。(Chu, et al. 2014) そこで、RIZAPウェルネスプログラムへの参加者に向けて、運動と食事管理を同時に行うプログラムが心理的にどのような効果があるかを明らかにすることを目的に「企業内で集団に実施する健康増進プログラムによる心理的変化の検討」(以下、本研究)を実施しました。

[目的]

RIZAPが実施しているトレーナー出張型集団プログラム『RIZAPウェルネスプログラム』の心理的効果を明らかにすることを目的としました。

[内容]

・対象:298名(男性195名, 女性103名, 平均年齢41.4±10.07歳, BMI26.05±4.26)
・3ヶ月間に8回訪問し運動プログラムと食事管理を実施。参加者は最大25名、5名1チームを形成をしてプログラムを実施
・運動プログラム;自体重で行う筋力トレーニングやストレッチ
・食事管理;バランスの良い食事の説明と毎日の食事の記録、それに対するトレーナーからの返信
・プログラム開始前と3ヶ月後に自己効力感、健康感、うつ尺度、ストレス対処力(処理可能感、有意味感、把握可能感)などで構成されるアンケート調査を実施

[結果]

・下図のとおり、プログラムの前後で、自己効力感、主観的健康感、処理可能感、把握可能感、BMIに有意差が見られました。これは、職場等でストレスを受けた際に、冷静に物事をとらえ、前向きに対応する対処能力が増したということです。
これにより、職場環境で実施する身体活動のwell-beingに対する有効性(Abdin, et al.2018)を支持する結果が得られました。

RIZAPウェルネスプログラム前後の各指標の変化

RIZAPウェルネスプログラム前後の各指標の変化

 

  • 自己効力感:自分の可能性を認知する感覚
  • 主観的健康感:自分は健康であると認知・評価する感覚
  • 把握可能感:現在の自分の状況を理解し冷静に捉える感覚
  • 処理可能感:ストレスに遭遇した際に”なんとかなる”と前向きに対処できる感覚

・BMIの変化と自己効力感は相関関係あり
BMIの変化量(減量)が大きかった方は、自己効力感が大きく、両者に有意な関連が見られました。つまり、減量に成功すると、自らの可能性を認知する自己効力感にも影響が見られることが示唆されました。これは、減量を通じて成功体験を得たり、周囲から褒められたりすることにより、自らを肯定的に捉える感覚が増した可能性が推測されます。

第74回 日本体力医学会大会出展ブースの様子

第74回 日本体力医学会大会出展ブースの様子
第74回 日本体力医学会大会では、ポスター発表に加えて、展示ブースも出展いたしました。
展示ブースでは、全国180を超える医療機関との提携内容の紹介や、法人・自治体向け健康増進プログラムの実績や先進的な取り組み内容などを紹介しました。立ち寄っていただいた方々からは、RIZAPウェルネスプログラムの取り組みや糖質コントロールの食事法についての質問をいただき多くの関心を集めました。
このようにテレビCMだけでは伝えきれないRIZAPのヘルスケアへの取り組みを丁寧に伝えることで、研究者や医師の方々からも、「健康への取り組みをこうして検証しているのはとても興味深い」「多くの大学や研究機関と研究した結果に基づいたメソッドであれば信頼できそうだ」といった声をいただき、RIZAPの企業姿勢を理解していただく場となりました。