リワーク専門機関における職場復帰支援のための健康施策

導入サービスウェルネスプログラム

COMPANY

株式会社Rodina

社員規模 110名(2022年3月1日時点)

業種障害福祉サービス事業・EAP(従業員支援プログラム)事業

心身の健康バランスを崩したリワーク支援において最も重要なことは、生活環境を整え、健康的に日常生活を送れること。
心身の健康バランスを整えるためには「運動」が大事。
Rodinaでのリワーク支援における、運動の専門プログラムとしてRIZAPを導入。

この事例のポイント

課題

リワーク専門機関における職場復帰支援のための健康施策としてRIZAPを導入

【Re-Work】リワークとは、うつ病や適応障害などのメンタル不調によって休職した方への職場復帰プログラム。
株式会社Rodinaでは、全国のリワークセンターにて復職支援を実施している。
リワーク支援において最も重要なことは生活環境を整え、健康的に日常生活を送れること。その一環でRIZAPを導入に至った。

結果

定期的な健康セミナーの開催とRIZAPコラムで健康支援

RIZAPのセミナーはオンライン(Zoom)でのライブ開催。 全国のリワークセンターに各10名程度が集まり、大きなモニターを見ながら参加。皆が楽しそうに参加し「受けて良かった」という声がセンターの従業員からも、リワーク対象者からも寄せられ、好評を得た。
・Rodinaは、全国14ヶ所(2022年3月時点)
・2021年度は、復職168名・再就職78名の実績 

利用者の声

株式会社Rodina 代表取締役 山田 康輔 様に、リワークの取り組みの中での健康施策や、RIZAPをお選びいただいた理由についてお伺いしました。

リワークにあたって一番ベースになるのは健康な生活習慣

「誰にとってもそうですが、働く以前に、健康であることが一番の前提条件ですよね。
リワークの対象となる方は、何らかの理由で心身のバランスを崩された経験をお持ちです。
ですので、最も重きを置いていることは、生活環境を整え、健康的に日常生活を送れるようになることです。その一環で運動も取り入れています。」そう話すのは、株式会社Rodina 代表取締役の山田 康輔 社長。

リワークプログラムの一環としてRIZAPのウェルネスプログラムを導入

Rodinaのリワークプログラムでは、さまざまなことを実施し、スムーズに復職や再就職ができるよう充実のプログラムでサポートしています。

例えばメンタル面では、精神保健福祉士や臨床心理士、看護師などリワーク支援のプロフェッショナルによるサポート体制があります。

またビジネススキルの面では、eラーニングのサービスを導入しており、対象者は400コース以上の中から好きな時に好きなだけ学べる環境が整っています。

他方で、運動面のプログラムについてはより専門的で質を高いプログラムを提供したいと考えており、「運動ならRIZAPに」という位置づけでRIZAPウェルネスプログラムを導入しました。

定期的にRIZAPの健康セミナーを実施しているほか、リワーク対象者へ1人1台配布しているタブレットデバイスにRIZAPコラムを入れ、自宅やセンターでできるストレッチやトレーニングのコンテンツや動画をいつでも閲覧できる環境を完備し、案内しています。

「受けて良かった」という声

RIZAPのセミナーはコロナ禍の影響もあり、オンライン(Zoom)でのライブ開催となりました。
全国にある14のリワークセンターに各10名程度が集まり、大きなモニターを見ながら皆で参加し、運動するというスタイルです。

皆が楽しそうに参加しており「受けて良かった」という声がセンターの従業員からも、リワーク対象者からも寄せられ、好評を得たといいます。

復職に対する社会的課題の解決に向けて

「昨今、ストレスチェックで高ストレスとされる方は全体の13.7%、休職者となる方は1%前後と言われています。メンタル不全のリスクは誰にでもあるにも関わらず、復職の専門機関は全国的に不足しています。

リワークの期間中は利用者にとって小休憩。
長い人生の中で一度立ち止まって考える時間にしてほしいと思います。

しんどくなったら一度休んで、心と体を整えて、また働く、そういうスタイルが定着していけば、もっと働きやすい社会になると思うんです。その実現に向けて、Rodinaは社会のセーフティーネットのような存在でありたいですね」と山田社長は語りました。

 

Appendix

 

2019年9月「第74回日本体力医学会大会」にて発表したRIZAPと筑波大学水上研究室との共同研究「企業向け健康増進プログラムによる心理的変化の検討」の内容です。

RIZAPウェルネスプログラムにより従業員のストレス対応能力が向上

研究概要

・対象;298名(男性195名, 女性103名)
・内容;3ヶ月間、最大25名、5名1チームを形成し、運動と食事管理を中心とするRIZAPウェルネスプログラムを実施
・検証方法;プログラム開始前後におけるアンケートを比較

結果

プログラムの前後で参加者のBMIが最適化されたことに加えて、下記を支持する結果が得られました。

  • 自己効力感:自分の可能性を認知する
  • 主観的健康感:自らの健康状態を評価する
  • 処理可能感:ストレスに遭遇した際に”なんとかなる”と前向きに対処できる
  • 把握可能感:現在の自分の状況を理解し冷静に捉える

これにより、RIZAPウェルネスプログラムにおけるトレーナー出張型集団プログラム(結果にコミット®コース)のメンタルヘルスに対する有効性が示唆されました。

RIZAPウェルネスプログラムにおけるトレーナー出張型集団プログラム(結果にコミット®コース)のメンタルヘルスに対する有効性が示唆されました
▼詳細プレスリリース
https://www.rizapgroup.com/news/press-releases/20191015-01/

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