【2022】企業向け運動セミナーの種類・選び方

運動不足の解消や、従業員同士のコミュニケーション機会の促進を目的に、導入されています。

特に最近では、新型コロナウイルスの影響もあり、従業員の多くが運動不足・メンタルヘルス不調に陥っていることがRIZAPの調査からも判明しており、その対策としてオンラインでの運動セミナーの需要も高まっています。

今回は様々な運動セミナーの種類や効果、事例をご紹介するとともに、効果的な運動セミナーを開催するための「おすすめの開催時期」や「セミナー内容の検討方法」など開催のポイントもご紹介します。

バナー_運動セミナー02

目次

法人向け 運動セミナーとは

RIZAP運動セミナーの実施風景

従業員全体の健康リスクに対しての施策(ポピュレーションアプローチ)として、多くの企業が運動セミナーを導入しています。

主なセミナー内容として、座学では運動の重要性や、運動不足による健康リスクについての解説、実践形式では筋力トレーニングやストレッチ、ヨガなどが行われています。

実践形式で行うことで、運動不足の従業員に向けた運動習慣への”キッカケ作り”としての役割を担うこともあります。また、セミナーを通して従業員同士のコミュニケーションの活性化が図れるなど、様々な利点があります。

導入の目的は従業員の健康増進、生活習慣病の予防・改善、筋力の低下予防、肩こり・腰痛の予防など多岐にわたります。

従来は対面形式のオフラインでの開催がほとんどでしたが、現在はオンラインでの開催も広まりつつあります。

運動不足がもたらす健康への悪影響

平成30年9月に厚生労働省が発表した資料「身体活動・運動を通じた健康増進のための厚生労働省の取組み」によると、運動不足が原因で毎年5万人が死亡しているという衝撃的な情報が記載されています。

運動不足がさまざまな健康不良を引き起こすメカニズムを簡略化すると以下の通りです。

運動不足により体力や持久力が落ちる

筋力低下になる(肩こり・腰痛・眼精疲労など)

立つ、歩く、走るといった移動能力が低下する

糖尿病、耐糖能異常、脂質異常症、高血圧症、肥満、メタボ、フレイル、骨粗鬆症、サルコペニアなどの生活習慣病の発症リスクが上がる

死亡リスクが増す

逆に、運動量が高いと、がんだけでなく心疾患による死亡のリスクも低くなるため、死亡全体のリスクが低くなると考えられています。そのため、慢性的な運動不足は、健康不良の予兆と捉え、早期に対策を行うことが重要です。

テレワークの導入で進む運動不足とその対策

RIZAPは、企業の健康管理担当者を対象としたインターネット調査を2021年・2022年に実施しました。
※2021年6月 N=167「テレワーク中の従業員の不調と対策」
※2022年4月 N=367「ニューノーマル時代の従業員の心と体の健康管理」

2022年 テレワークによる健康への影響これによると、テレワークを導入している企業のうち、テレワーク普及の前後で、従業員の健康面の変化があったと回答した企業は2021年・2022年ともに約8割でした。

健康面の変化の内容では、2021年・2022年連続して「運動不足」が1位になっています。

健康課題への対策(2022)

2021年の調査結果では、『テレワーク中の従業員の運動不足に対してどのような対策をしていますか?』の問いについては「特に対策をしていない」という回答が約50%にものぼり、運動不足の課題感を持ってはいるものの対策が追い付いていないという状況が分かります。

2022年では健康課題への対策として「何もしていない」企業の割合はテレワーク実施企業では約16%になっているため改善の傾向がみられました。

反対にテレワークを実施していない企業での対策が十分に実施できていないことが分かっており、テレワークを実施している企業の方が、従業員の健康課題に対して深刻にとらえていることが示唆されます。

運動不足を解消・健康課題を解決する

RIZAP運動セミナー

1,600社、20万人以上の導入実績を誇るRIZAPの法人向け健康プログラム。
どのようなセミナー・健康施策をしたらよいかお悩みの方はぜひお問合せください。
貴社の健康課題に合わせたプログラムをご提案します。

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運動セミナーの種類

運動セミナーの効果を最大化するためには、健康課題に合わせたセミナーを選定することが必要となります。以下で、様々な運動セミナーの内容や効果をご紹介していきます。

1. 運動不足解消セミナー【デスクワーク・テレワーク対策】

デスクワークは、椅子に座ったまま動かない時間が長くなることから運動不足になりがちです。また、テレワークが多くなったことで通勤時間等で歩いていた時間もなくなり、さらに運動不足が加速している方が多くなっています。

長時間の座位は体への負担が大きく、同じ姿勢が何時間も続くと健康リスクが高まります。座りながらできる筋力トレーニング小スペースから始めるトレーニングで解決するセミナーです。

こんな従業員におすすめ • 主にデスクワーク・テレワークで仕事をされている方

• 運動不足を感じている方

• 集中力が続かない方

• 集慢性的に肩こり・腰痛を感じている方

• 従業員の運動不足解消の手立てとして

• プレゼンティーイズム予防の手立てとして

• 健康無関心層の施策に悩まれている担当者さま

• 従業員の労働生産性に課題を感じているご担当者さま

期待できる効果 • ストレス解消となる

• デスクワークやテレワークでも仕事の合間に運動ができる

• 運動不足が解消できる

• 肩こり・腰痛の予防改善となる

• 筋力低下の予防・改善となる

• 集中力が上がり従業員の生産性が向上する

• 従業員のメンタルヘルス対策となる

• プレゼンティーイズムが予防できる

• 参加者が集まりやすい健康施策が実現できる

開催

形式

対面

※デスクや広くない場所でも運動実践付きで参加できる

オンラインLIVE

※テレワークでも問題なく参加できる

 

\テレワークの健康問題解消で生産性向上!/

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2. 運動不足解消セミナー【メタボ解消・減量編】

RIZAPウェルネスプログラムの様子

運動不足の従業員に対して運動のキッカケを作り習慣化につなげることは、従業員の健康状態を保持・増進するだけでなく仕事のパフォーマンスの向上につながります。

結果的にメタボリックシンドロームや生活習慣病のリスクを回避し、従業員の仕事への意欲やプライベートの充実などを実現する後押しになります。

こんな従業員におすすめ • 運動不足を感じている方

• 健康診断の結果を改善したい方

• 減量にチャレンジしたい方

• 従業員の運動不足解消の手立てとして

• 従業員の健康課題を解決する手立てとして

• 健康無関心層の施策に悩まれている担当者さま

• 従業員の労働生産性に課題を感じているご担当者さま

期待できる効果 • 運動不足が解消できる

• メタボ予防・減量のきっかけとなる

• 健康に関する動機付け・意識付けができる

• 健康無関心層の健康リテラシーの向上となる

従業員の生産性が向上する

• 参加者が集まりやすい健康施策が実現できる

開催

形式

対面

※コミュニケーションの活性化などにも効果が期待できる

オンラインLIVE

※テレワークでも問題なく参加できる

 

\健康課題解決の一歩は運動から!/

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3. 運動スタート&定着セミナー【美ボディ・ボディメイク編】

運動をしてもなかなか続かなかったり、からだを変える道のりが遠く感じている方に向けてのセミナーです。「健康」や「数値改善」には無関心であったり、一般的な健康セミナーになかなか参加されない方への切り口としても有効です。

こんな従業員におすすめ • 運動不足を感じている方

• 今の体を変えたい方

• 健康に無関心の方

• 理想の体の目指し方がわからない方

• 従業員が集まりやすい健康施策実現の手立てとして

• 健康無関心層の施策に悩まれている担当者さま

期待できる効果 • 運動が習慣化できる

• 楽しく正しいフォームで運動ができる

• 健康に関する動機付け・意識付けができる

• 健康無関心層の健康リテラシーの向上となる

• 参加者が集まりやすい健康施策が実現できる

開催

形式

対面

※コミュニケーション活性化にもつながる

オンラインLIVE

※テレワークでも問題なく参加できる

 

\運動スタート&定着が組織を変える!/

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4. 筋力低下予防セミナー

普段使えていない筋肉の機能を引き出し、ロコモーティブシンドロームや転倒の原因となる「筋力低下」を予防することに特化した実践型トレーニングセミナーであることが多いです。

知識を得るだけでなく筋力低下の具合をチェックや実践を通じて、自宅や毎日の生活の中で実践・継続することを目指します。

こんな従業員におすすめ • 疲れやすさを感じている方

• つまづきやすくなったと感じる方

• 運動不足を感じている方

• 従業員の運動不足解消の手立てとして

• 転倒やロコモティブシンドローム予防として

• プレゼンティーイズム予防の手立てとして

• 筋力低下の労災予防として

• 健康無関心層の施策に悩まれている担当者さま

• 従業員の労働生産性に課題を感じているご担当者さま

期待できる効果 • 筋力低下の予防・改善となる

• 運動不足が解消できる

• サルコペニア・フレイル・ロコモティブシンドロームの予防・改善となる

• 従業員の生産性が向上する

• 従業員のメンタルヘルス対策となる

• プレゼンティーイズムが予防できる

• 参加者が集まりやすい健康施策が実現できる

開催

形式

対面

※筋肉機能チェックなどでコミュニケーション活性化にもつながる

オンラインLIVE

※テレワークでも問題なく参加できる

 

\筋力アップで仕事も日常も充実!/

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5. 肩こり腰痛予防セミナー

肩こり腰痛のリスクや原因を知り、肩こり腰痛予防に特化したストレッチが学べ、体感できるセミナー内容となっています。

肩こり腰痛はプレゼンティーイズムの主な要因にもなっており、企業としても放置しておけない問題です。テレワークが増え、より対策が求められるようになった肩こり腰痛の対策・運動不足解消としてだけでなく、従業員の生産性向上も期待できます

こんな従業員におすすめ • 肩こりや腰痛を予防・解消したい方

• デスクワーク・テレワークで慢性的に肩こり腰痛を感じている方

• 従業員の運動不足解消の手立てとして

• プレゼンティーイズム予防の手立てとして

• 従業員が集まりやすい健康施策実現の手立てとして

• 健康無関心層の施策に悩まれている担当者さま

• 従業員の労働生産性に課題を感じているご担当者さま

期待できる効果 • 肩こりや腰痛の予防・解消ができる

• 運動不足が解消できる

• 従業員の生産性が向上する

• 職場のコミュニケーションが活性化する

• 従業員のメンタルヘルス対策となる

• プレゼンティーイズムが予防できる

• 参加者が集まりやすい健康施策が実現できる

開催

形式

対面

※交流機会の提供には対面でのセミナーが望ましい

オンラインLIVE

※テレワークでも問題なく参加できる

 

\肩こり・腰痛のない生活でQOL向上!/

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6. 体力チェック&向上セミナー

運動する時間がない、なかなか運動が定着しないという場合、まずは自分の体力や筋力などの状況を知ることで運動するキッカケとなります。体力チェックが組み込まれていることで、自覚を促し運動の定着を後押しすることができるセミナーです。

こんな従業員におすすめ • 運動不足を感じている方

• 疲れやすさを感じている方

• 体力の衰えを感じている方

• 従業員の運動不足解消の手立てとして

• 筋力低下の労災予防として

• 従業員が集まりやすい健康施策実現の手立てとして

• 健康無関心層の施策に悩まれている担当者さま

• 従業員の労働生産性に課題を感じているご担当者さま

期待できる効果 • 自分の体力や筋力の現状が把握できる

• 運動のきっかけとなる

• 筋力低下の予防・改善となる

• 従業員の生産性が向上する

• 参加者が集まりやすい健康施策が実現できる

開催

形式

対面

※筋肉機能チェックなどでコミュニケーション活性化にもつながる

オンラインLIVE

※テレワークでも問題なく参加できる

 

\筋力・体力チェックが行動変容をもたらす

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7. セルフケアセミナー

RIZAPウェルネスプログラムの様子「セルフケア」とは、メンタル不調と向き合うための有効策として、「労働者の心の健康の保持推進のための指針」(改正)(平成27年11月)が発表されている4つのケアのひとつです。セルフケアの言葉の通り、自身をケアするための知識、スキルを身に着けるメンタルヘルスセミナーです。メンタルヘルスセミナーの中で最もメジャーで重要なセミナーです。

心理的負荷やストレスの影響で心身のバランスが崩れたとしても睡眠や休養、運動実践等の対処が早いと修復されるため、セルフケアを学ぶことで自らのストレスとの向き合い方や対処方法を早めることが可能になります。色々な種類がありますが、運動実践を交えたセミナーもおすすめです。

こんな従業員におすすめ

• ストレスや不安を予防・解消方法を知りたい方

• 自分自身のストレスマネジメントの方法を知りたい方

• メンタルヘルス対策の基本を従業員が学ぶ手立てとして

• 従業員のこころの健康を守るため手立てとして

期待できる効果 • 自分のストレスを客観的に把握できるようになる

• 自分にあったストレス対処法を導き出せるようになる

• 心の健康の重要性や、ストレス対処に関するリテラシーが上がる

• メンタル不調による休職&採用コスト削減となる

• プレゼンティーイズムの予防となる

開催

対面

※業務を調整して全員参加などの対応をとることで参加率があげられる

オンラインLIVE

※テレワークでも問題なく参加できる

※周りの目を気にせず参加できるため気軽に参加してもらいやすい

 

\運動実践でメンタル対策効果を最大化/

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8. リラクゼーション(リラクセーション)セミナー

自分なりのリラックス法を持つことは長い仕事人生において非常に重要です。そのためのリラクゼーション法を学んだり、実践したりするセミナーです。

種類はさまざまで、音楽やストレッチ・体操、呼吸法、アロマテラピーやマインドフルネス(瞑想)などがリラクゼーション(リラクセーション)法として紹介されることが多いです。

こんな従業員におすすめ

• 日常的に不安や緊張などの状態が続いている方

• 集中力を高めたい方

• 感情のコントロールを向上させたい方

• 睡眠の質の向上させたい方

• 職場の人間関係を良好にする手立てとして

• テレワーク時の集中力・能率向上の策として

期待できる効果 • リラクセーション法の習得によって自己コントロールが可能になる

• ストレスと付き合い上手になる

• 職場のコミュニケーションが円滑になる

• 従業員のメンタル不調を予防できる

• メンタル不調による休職&採用コストを削減できる

• プレゼンティーイズムの予防となる

開催

対面

※実践を交えながらその場で理解が促される

オンラインLIVE

※実施する方法が限られる可能性がある

 

運動不足を解消・健康課題を解決する

RIZAP運動セミナー

1,600社、20万人以上の導入実績を誇るRIZAPの法人向け健康プログラム。
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運動セミナーの効果

運動を行うことで、生活習慣病の予防以外にも、仕事面においても様々な効果があると言われています。

・ストレス発散
・集中力の向上
・創造力の向上
・セルフイメージや自信向上
・目標達成能力の向上

実際に、RIZAPの店舗に通っているお客様からもこのような効果があったと耳にすることが多くあります。

また、初めて来店したときに比べ、コース終了時には表情が明るくなり、発言内容がポジティブになっていたりと、運動を通して体重の減少だけでなく、様々なプラスの効果が表れている様子を目にします。

運動セミナーにおいても、運動不足の解消だけでなく、従業員同士のコミュニケーションの促進を目的で導入するケースは少なくありません。

生産性向上(プレゼンティーイズム解消)

運動を行い、健康状態を改善することで、プレゼンティーイズムやアブセンティーイズムの改善にもつながります。

プレゼンティーイズム(presenteeism)とは、欠勤には至っていないものの「健康問題が理由で生産性が低下している状態」を指します。言い換えると、心身の不調によって、パフォーマンスが思うように出せない状況のことです。

また、アブセンティーイズム(absenteeism)とは、「健康問題による仕事の欠勤」を指します。いわゆる「病欠」を指します。

健康状態が悪く、生産性が低くなったり、そもそも病欠してしまうことは仕事に大きな影響を及ぼします。

予防として、「休憩・気分転換する」「体を動かす」「健康意識を高める」などの行動が推奨されており、どれも運動を行うことに起因した行動となっています。

このように、運動を行うことは健康状態を保持・増進し、仕事のパフォーマンスの向上につながるのです。

メンタルヘルス対策

運動はメンタルヘルス対策としても効果的です。

  • セロトニン分泌が促進され、睡眠の質が上がる
  • エンドルフィンによるストレス解消効果
  • ドーパミンの分泌によりポジティブになる など

少し古いデータになりますが、運動がうつ病に与える影響について、1999年 アメリカのデューク大学医学部のブルメンタール教授らの研究が有名です。

うつ病患者156人を、薬(抗うつ剤)と運動、運動のみ、薬のみの3グループに分けて、4か月後と10か月後の経過を見るという研究がありました。

【薬のみのグループ】
● 4か月後:68.8%の改善率
10か月後:38.0%が再発

【運動のみのグループ】
● 4か月後:60.4%の改善率
● 10か月後:8%が再発

こうした研究から分かるように、運動はメンタルに良い効果をもたらし、運動を継続することは、さらに効果的であることがわかります。

運動不足解消だけでなく、メンタルヘルス対策にも運動セミナーをご活用いただけます。

関連記事:職場のメンタルヘルス対策とは?ストレス原因と3段階の予防、4つのケア

社内コミュニケーション活性化

健康や運動といった、共通のテーマや議題で社内研修やセミナーを開催することで、社内コミュニケーションの活性化にもつながります。

普段業務では関わることのなかった従業員が交流する機会となり、業務に関わらないテーマのため心理的安全性が確保された状態でコミュニケーションを取ることが可能になります。

昨今の事情で言えば、テレワークを導入する企業が増え、オフィスに出勤する機会は減っており、多くの従業員は運動不足やコミュニケーション不足を感じています。

実際に、社内のコミュニケーションに課題があると感じている企業は7割※1、運動不足を実感している従業員は約8割※2もいます。

参加型の運動セミナーを実施することは、企業・従業員の抱える課題の解決に効果的と考えられます。

参照:※1 HR総研「社内コミュニケーションによるアンケート」2021年3月
   ※2 RIZAP「テレワーク中の従業員の不調と対策アンケート」2021年6月

健康経営の推進の土台づくり

現在、働き方が多様化する中で注目を浴びているのが健康経営です。運動セミナーの実施は健康経営の土台作りとなります。

健康経営が企業にもたらすメリットは、採用強化や退職率の低減職場環境の改善従業員のエンゲージメント向上による生産性アップ企業イメージの向上人手不足の解消などが挙げられます。

健康経営を推進する際の土台作りとしても運動セミナーは大きな役割を果たします。運動・健康セミナーをヘルスリテラシーの向上や、最も解決したい健康課題の解決、健康文化の醸成といった位置づけで実施し、さらに一人一人にあった健康施策を準備することが今後の健康経営では必要になってくるかもしれません。

関連記事:【徹底解説】健康経営とは?

従業員の運動不足解消の3STEP

企業が従業員の運動不足に対してどのような対策ができるのでしょうか。ここでは従業員の運動不足解消に向けて企業が行うべき対策を3段階で紹介します。

STEP.1 従業員の運動習慣を確認する

運動不足の度合いは以下のような具体的な質問から把握できます。チェック項目が多いほど運動不足度がかなり進んでいるため、改善が必要になります。

  • 仕事が忙しくて運動なんてできない
  • 休日は家でゴロゴロしている事が多い
  • 軽い運動であっても、翌日まで疲れが残る。
  • 足が重くトボトボ歩きが多い
  • 長時間歩くと、膝や腰が痛くなる
  • 立ったままでは靴下がはけない
  • このごろお腹まわりが太くなってきた
  • 1階分でもエレベーター、エスカレーターをよく使う
  • 坂道や階段をのぼると、息切れがする
  • 行動を起こす際に、「よっこいしょ」と言ったり、終える際にため息をついたりする
  • 他にも、1日当たりの歩数からも運動不足かどうかを判定できます。

一般的に、1日1万歩※が歩数の目標として定められています。自宅内ではおよそ2,000~4,000歩動いていると想定されており、残りの6,000~8,000歩は自宅外での身体活動が必要と考えられます。

今までであれば、通勤の関係で必ず外に出ていたため無意識的に歩数が確保されていましたが、在宅ワークが増えた今、より意識することが必要になります。

※海外の文献より週当たり2000kcal(1日当たり約300kcal)以上のエネルギー消費に相当する身体活動が推奨されています。体重60kgの人の歩行時のエネルギー消費量は10分間のウォーキング(約1,000歩)に対して30kcalになります。そのため、1日のエネルギー消費を歩数に換算すると1万歩の計算になります。

定期健診・ストレスチェックを活用する

その他の確認方法として定期検診とストレスチェックの活用があります。

定期検診は普段行っている健康診断の結果から運動習慣者の割合を把握します。定期健診で運動を習慣としている者を把握できる質問としては以下が考えられます。

  • 1 回 30 分以上の軽く汗をかく運動を週 2 日以上、1 年以上実施していますか?
  • 日常生活において歩行又は同等の身体活動を 1 日 1 時間以上実施していますか?
  • 運動や食生活等の生活習慣を改善してみようと思いますか?

平成30年に実施された厚生労働省の調査によると、運動習慣のある者の割合は男性で35.9%、女性で28.6%とされています。これと比較すれば自社の従業員の運動習慣の現状を、より具体的に実感できます。

引用:厚生労働省健康局健康課「身体活動・運動を通じた健康増進のための 厚生労働省の取組み」

一方ストレスチェックは、厚生労働省が作成した「職業性ストレス簡易調査票」を活用するといいでしょう。この職業性ストレス簡易調査票は、仕事や心身の状態、満足度などを4段階で評価することで、従業員の心身の不調を確認できます。

運動習慣に関する直接的な質問ではなくとも、以下のような項目で「しばしばあった」や「ほとんどいつもあった」と回答している者が多ければ、解決に向けた運動へのアプローチのきっかけとなるでしょう。

  • 首筋や肩がこる
  • 腰が痛い

※参照:厚生労働省「職業性ストレス簡易調査票」

さらに従業員の日々の活動量を可視化したい場合には、活動量が分かるアプリを搭載したスマートデバイスや歩数計などを配布するとよいでしょう。従業員の運動量を正確に把握でき、より従業員のための方策が練れるでしょう。

STEP.2 運動機会のキッカケを作る

運動不足の自覚があり改善する意識がある人は、少しの働きかけで自主的に運動習慣を見直してくれることが期待できます。しかし、自分の健康に無関心な人や、運動不足を体感できていない人などには、企業側から積極的に運動機会を作る必要があります。

例えば、企業主催の運動会やウォーキング大会、ボウリング大会などのスポーツイベントなどです。

これらのイベントでは運動の大切さやスポーツの楽しみなどを知ってもらうことが重要です。特にウォーキングイベントなら運動が苦手な人でも参加しやすく、受け入れやすいでしょう。

しかもこれらのイベントは職場でのコミュニケーションを増やすキッカケにもなり、孤独を感じやすいテレワークを推奨している企業にもおすすめです。

また、定期的に健康情報を発信したり、参加型の健康セミナーを開催したりするなど、さまざまなアプローチで多くの従業員に運動機会のキッカケを作ることが大切です。

STEP.3 運動習慣定着をサポートする

運動は一時的に行えばよいわけでなく、習慣化させなければ意味がありません。従業員が一定時間以上の運動を長期的に行っていくには、オフィスの環境や制度を整える必要があります。

身体活動・運動の促進は運動の習慣定着をサポートするだけでなく、プレゼンティーイズムの改善にもつながります。

プレゼンティーイズムによる一人当たりの年間損失額の1位は頸部通・肩こり、3位は腰痛となっています。これらの症状に対して、デスクワーク環境の改善に加えて、定期的な身体活動が役立つと考えられます。

運動機会の促進と習慣化に向けて、下記のような施策を検討していきましょう。

  • 階段の積極利用の促進
  • 会議や研修などで身体活動や運動を取り入れる
  • 朝礼の際にラジオ体操を取り入れる
  • ウォーキングイベントを継続的に実施する
  • 運動会などのスポーツイベントの実施を繰り返す
  • 運動サークルの運営
  • 徒歩や自転車での通勤環境の整備
  • スポーツクラブへの補助金、福利厚生の整備

運動不足を解消・健康課題を解決する

RIZAP運動セミナー

運動不足を解消するセミナーのほか配信プログラムなど、健康課題を解決する様々なサービスを豊富にご用意しています。
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おすすめの開催時期

従業員の健康意識は常に一定ということはありません。

従業員の健康意識の変化に合わせて開催することがポイントとなります。

健康意識が高まる春~夏

一年間で健康意識が高まるタイミングはいくつかあります。

季節を考えると、春~夏前が健康意識が高まるのではないでしょうか。気温が暖かくなり、服装も薄手になってくるとボディラインを気にすることが増えたり、周りの目を気にする回数が自然と増えてきます。

「あ、痩せないとな」「ちょっと気になるな」と自ら感じているタイミングでセミナーを開催することで、従業員の運動習慣のキッカケづくりになるのではないでしょうか。

生活習慣が乱れやすい秋~冬

春~夏とは反対に、秋~冬は服装も厚手になり、ボディラインを気にする機会が少なくなります。また、寒くなるにつれ運動するモチベーションも低くなり、運動不足を招くことが予想されます。

従業員の健康意識が下がっている時期には予防・対策として、企業が主体となり運動増進をすることで、運動不足の解消や健康意識の低下抑制につながります。

健康診断などイベントの前後

健康診断などの健康に関係するイベントも従業員の健康意識に大きく関わることがあります。

例えば、健康診断が近づくと、少しでも良い数値が出るように健康を意識し始める人が増えたり、健康診断の結果を受けて、健康数値が悪かった場合は健康意識が自然と高まる傾向にあると考えられます。

健康診断前のモチベーションが高い時期に背中を押してあげるように、健康診断後の不安を感じている時期に手を差し伸べるように、健康セミナーを開催するとより効果が期待できます。

テレワーク下でも運動不足解消に成功した事例

運動セミナーへの参加者数9倍:ベネッセグループの事例

ベネッセグループは、比較的若い従業員が多く、病気の人が多いわけではありませんが、生活習慣病予備軍については気を付ける必要があり、生活習慣病の予防としてポピュレーションアプローチをいろいろ実施してきた過去がありました。

しかし、健康無関心層が集まらず毎回関心のあるメンバーしか集まらないなど健康施策に関して苦戦を強いられている現状を変えるため、RIZAPの健康セミナーの導入を実施しました。

参加申し込み人数は翌年に4倍、翌々年には9倍もの推移を遂げる結果となりました。

この取り組みの中では、事業部の全体会議などでトレーニングの時間を設け、経営陣に率先して筋トレしてもらうシーンもありました。その様子を従業員が目の当たりにすることで、場が盛り上がるだけでなく、社内に健康への取り組みが定着していくという好影響もありました。

また、参加者の満足度が高かったため、社内で口コミが生まれ、自然と参加者数が回数を重ねるたびに増えていきました。

最終的には2年間で9倍の参加申込数の増加を達成し、かつ一時的なもので終わるのではなく、「健康風土の醸成」に成功しました。

ベネッセグループの詳しい事例資料はこちら 

運動習慣者率20%UP:株式会社シマキュウの事例

株式会社シマキュウ 運動習慣者比率

株式会社シマキュウでは、社長が率先して健康経営を推進し、RIZAPウェルネスプログラムを3ヶ月間実施した結果、1年後の健康診断の結果では運動習慣者比率が2倍以上に向上しました。

株式会社シマキュウの詳しい事例資料はこちら 

約8割の従業員が健康数値に何らかの問題がある有所見者であり、メタボ、高血圧症、糖尿病などの生活習慣病を抱える従業員が多い状況でした。

そこで、社長が従業員一人ひとりと面談し、「健康を気遣った生活に変えて欲しい。大病せずいきいきと働いて欲しい」と想いを伝え、最終的には健康施策への参加率は100%になりました。

導入したRIZAPウェルネスプログラム「結果にコミット®コース」では、3ヶ月間RIZAPトレーナーが一人ひとりに合った生活習慣の定着をサポートしています。

株式会社シマキュウ 導入効果

健康増進月間で運動不足を解消 │ NTTテクノクロス株式会社の事例

運動不足の解消と同時に、テレワークにより従業員同士もなかなか会えない時期だからこそコミュニケーションの促進を目的に「健康増進月間」を企画しました。

LIVE形式のRIZAP健康セミナーを含め、延べ200名以上が参加し、想定以上の盛り上がりとなりました。

『健康増進月間』ではオフィスに出社している従業員は会議室から参加し、テレワークのためオンラインで参加している従業員とともにセミナーを視聴したり、5minトレーニング動画をみるなどしてイベント形式でトレーニングを行う企画を複数回立てて実施しています。

健康セミナーや5minトレーニングに参加した人も、参加できなかった人もRIZAPの共通話題で盛り上がり、運動不足の解消だけでなく社内コミュニケーションの活性化にも繋がりました。

運動不足を解消・健康課題を解決する

RIZAP運動セミナー

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RIZAPが実施している健康セミナー

RIZAPウェルネスプログラムでは、健康セミナーを15種類ご提供しています。

オンライン・オフラインどちらでも実施が可能で、講座形式・実践形式を交えた内容のセミナーになっており、健康意識の向上だけでなく行動変容にまで導くことが特徴です。

また、区分が運動になっているセミナー以外にも積極的に運動を取り入れています。メンタルヘルス編にも座学だけでなく『運動』を織り交ぜ、効果を最大化しています。

関連記事:行動変容とは?変化を促すアプローチと無関心層対策のポイント

結果にコミットできる3つのポイントをご紹介いたします。

参加者満足度98%・講師満足度98%

RIZAPのセミナーは、今まで数多くの企業で導入いただいているにもかかわらず参加者満足度は98%と非常に高く、受講者が受け身ではなく、積極的に楽しく参加していただけるようなセミナー設計になっています。
また、RIZAPメソッドを熟知し、セミナー講師として認められたトレーナーだけが、ウェルネスプログラムを担当します。参加者の悩みに寄り添い、「明日から自分もできそう!」と感じてもらえるように熱意をもってお伝えしています。

お悩みに合わせたオリジナルプラン

コロナ禍でも実施できるオンラインプログラムを中心に、サービスラインナップを充実させています。運動を織り交ぜた講義形式のセミナーだけでなく、E-learningやオンラインや対面式などお悩みに合わせたぴったりのオリジナルプランを実施していただけます。

「一人ではできない」を「できる!」に変える

RIZAPメソッドの一つは、わかっていてもできない、やりたいけどできない『行動の壁』を打ち破ることです。セミナーの中でも目標設定を行い、習慣化に向けて一歩を踏み出せるセミナー構成となっています。

企画~集客~効果検証まで一貫してサポートしていますので、ぜひまずはお気軽にご相談ください。

よくあるご質問 運動セミナーについて

Q1: 運動セミナーのベストな開催時期はいつですか?

A1: 運動セミナーは1年中開催することが可能ですが、従業員の健康意識は常に一定ということはありません。従業員の健康意識の変化に合わせて開催することがポイントとなります。

春~夏前は気温が暖かくなり、服装も薄手になってくるとボディラインを気にすることが増えたり、周りの目を気にする回数が自然と増えてきます。

秋~冬は、運動不足を招くことが予想されます。従業員の健康意識が下がっている時期には予防・対策として、企業が主体となり運動増進をすることで、運動不足の解消や健康意識の低下抑制につながります。

また、健康意識が高まる定期健康診断の前後や、夏前や年末年始など、イベントや生活習慣に合わせて開催するのもオススメです。

Q2: どうすれば従業員に運動が定着しますか?

A2: 運動は一時的に行えばよいわけでなく、習慣化させなければ意味がありません。従業員が一定時間以上の運動を長期的に行っていくには、オフィスの環境や制度を整える必要があります。

運動機会の促進と習慣化に向けて、下記のような施策を検討していきましょう。

  • 階段の積極利用の促進
  • 会議や研修などで身体活動や運動を取り入れる
  • 朝礼の際にラジオ体操を取り入れる
  • ウォーキングイベントを継続的に実施する
  • 運動会などのスポーツイベントの実施を繰り返す
  • 運動サークルの運営
  • 徒歩や自転車での通勤環境の整備
  • スポーツクラブへの補助金、福利厚生の整備 など

Q3: 対面とオンラインではどちらでの開催がよいでしょうか?

A3: 従来はセミナーというと会議室などに椅子を並べて対面形式で開催することが主流でしたが、新型コロナウイルスの影響で、昨今ではオンラインで開催するセミナーも増えてきています。

また、オンラインの中でも、同じ時間を共有する「LIVE型」と、アーカイブ動画や、ログインして好きなタイトルを選んで視聴するなどの「オンデマンド型」があります。

「対面」と「オンライン」、オンラインの中での「LIVE」「オンデマンド」、それぞれの形式によってメリット・デメリットがありますので、特性をふまえて最適なものを選ぶと良いでしょう。

参照:セミナーの「対面」「オンライン」によるメリット・デメリット

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