リワークにあたって一番ベースになるのは健康な生活習慣
「誰にとってもそうですが、働く以前に、健康であることが一番の前提条件ですよね。
リワークの対象となる方は、何らかの理由で心身のバランスを崩された経験をお持ちです。
ですので、最も重きを置いていることは、生活環境を整え、健康的に日常生活を送れるようになることです。その一環で運動も取り入れています。」そう話すのは、株式会社Rodina 代表取締役の山田 康輔 社長。
リワークプログラムの一環としてRIZAPのウェルネスプログラムを導入
Rodinaのリワークプログラムでは、さまざまなことを実施し、スムーズに復職や再就職ができるよう充実のプログラムでサポートしています。
例えばメンタル面では、精神保健福祉士や臨床心理士、看護師などリワーク支援のプロフェッショナルによるサポート体制があります。
またビジネススキルの面では、eラーニングのサービスを導入しており、対象者は400コース以上の中から好きな時に好きなだけ学べる環境が整っています。
他方で、運動面のプログラムについてはより専門的で質を高いプログラムを提供したいと考えており、「運動ならRIZAPに」という位置づけでRIZAPウェルネスプログラムを導入しました。
定期的にRIZAPの健康セミナーを実施しているほか、リワーク対象者へ1人1台配布しているタブレットデバイスにRIZAPコラムを入れ、自宅やセンターでできるストレッチやトレーニングのコンテンツや動画をいつでも閲覧できる環境を完備し、案内しています。
「受けて良かった」という声
RIZAPのセミナーはコロナ禍の影響もあり、オンライン(Zoom)でのライブ開催となりました。
全国にある14のリワークセンターに各10名程度が集まり、大きなモニターを見ながら皆で参加し、運動するというスタイルです。
皆が楽しそうに参加しており「受けて良かった」という声がセンターの従業員からも、リワーク対象者からも寄せられ、好評を得たといいます。
復職に対する社会的課題の解決に向けて
「昨今、ストレスチェックで高ストレスとされる方は全体の13.7%※、休職者となる方は1%前後と言われています。メンタル不全のリスクは誰にでもあるにも関わらず、復職の専門機関は全国的に不足しています。
リワークの期間中は利用者にとって小休憩。
長い人生の中で一度立ち止まって考える時間にしてほしいと思います。
しんどくなったら一度休んで、心と体を整えて、また働く、そういうスタイルが定着していけば、もっと働きやすい社会になると思うんです。その実現に向けて、Rodinaは社会のセーフティーネットのような存在でありたいですね」と山田社長は語りました。




